記憶があるうちに、書き残しておきたいと思い、記事にすることに
しました。
東日本大地震当日、アルファと私はマンションにいました。
マンションは大規模修繕工事中なので、当たり前のようにカーテンは
閉まっていて、アルファはクレートにいました。
その日はベランダやルーフバルコニーに工事の作業の人がウロウロ
していたので、あまりにも吠えてうるさいので、クレートインしました。

大きな揺れの後、急いでクレートの扉を開け、アルファを抱えながら
すぐに出られるように着替え、アルファの身の回りのものをバッグに
詰めました。
しばらく余震が続いていて、マンションの中にいるのが恐くなり、
停電&断水していたので、非常階段から外に出ました。
外には人がたくさん居たので、それで少し安心したのです。
(後でパパさんに外に出た方が危ない!と怒られちゃった。苦笑)

このまま部屋に戻る気になれず、お散歩がてら近所の様子を見に
行きました。すると、信号は消えていて、おまわりさんが車を
誘導していました。
近くのスーパーは閉店しており、そしてコンビニには長蛇の列。
そこで同じマンションの方に会い、話を聞くと停電&断水してる
から、飲み物や食料を確保するために、人が殺到したとの事。

ものすごく呆れた話しですが、私はそこまで考える余裕が全く
ありませんでした。(苦笑)

パパさんとようやく連絡がとれたのが夕方頃。電話はつながりませんが、
メールはできました。無事を確認できたので良かったんですが、、、
明るいうちは良かったんです。陽が落ちて暗くなり、マンションの外から
辺りを見ても明かりがついているのは、はるか遠くの方と、近くの
JR貨物の倉庫だけ。

懐中電灯とラジオを手元に置き、ロウソクをつけました。
(アロマキャンドルがあってよかった。。。)

ロウソク1個だけの明かりの中、修繕工事の為に外壁に被せられた
シートが強風にあおられ、すごい音がしてる。ずっと余震が続いて
いるのに、地震で足場は大丈夫なのだろうか?
シートは大丈夫なんだろうか?すでに工事の人はいないし…。
しかも、こんな時に携帯のバッテリーが残り少なくなってきた。
恐くて不安でたまらなくなり、夜9時近く、再びアルファを連れて
外に出た。
駅の方に行けば、どこかで携帯を充電できるかもしれないと思った。

懐中電灯とラジオをもち、マンションから外に出て、あまりの暗闇に
ビックリした。懐中電灯を照らさないと、一寸先も見えない。
暗闇にいると目が慣れる、って言うけど、全然慣れない。
前から歩いてくる人の姿もすれ違う直前まで見えない。。。

駅に行くまでの道のり、トンネルを通過するのですが、当然真っ暗。
このトンネルは数年前、殺人事件があった場所です。ちょっと恐かった
けど、そのことよりも地震と暗闇の方が恐かった。

随分歩いてから、なんと!携帯の充電器を忘れたことに気づく。
あーあ、私ってなんてバカなんだろう。よっぽど慌ててたんだろうな。
引き返す気にもなれず、そのまま駅に向かって歩き出した。

辺りはずっと暗闇。信号も消えている。中には屋外用の発電機を
使用している家もあったっけ。。。
アルファに声をかけながら、駅近くを歩いていてようやく信号機が
点いていた!思わず叫んだ。

アルファ!信号が点いてるよ!やったね!

きっとこれからの人生、こんなセリフを言うことはもう無いのでは
ないだろうか。
信号機の明かりや街灯が点いていることが、こんなにうれしいと
思った事はない。それだけでも心が落ち着いた。
電車は止まっているのは知っていたけど、駅まで行ってみた。
やはり駅は閉鎖されていました。
明かりとたくさんの人達に触れ、少し気持ちが落ち着いたので、
マンションに戻ることにした。すると、帰り道、来たときには信号も
街灯も点いていなかった場所が点いている!
停電が復旧したのか?!近くに白バイのおまわりさんがいたので
確認してみたら、さっき復旧したばかりだと教えてくれた。

良かった、本当に良かった。これで暗闇の恐怖からは解放される。

マンションの大規模修繕工事で、ストレス&ダメージを受けていた
私には、これでもか!ってなくらいの相当なショックでした。
精神的にあまり強くない私には、かなりな負担となってしまいました。
ずっと頭がグラグラし目がまわるような症状で、地震がなくても
揺れてる感覚がぬけません。

テレビで被災された方々の悲しみやご苦労を目の当たりにすると、
私はなんて弱いんだろう。と思い知らされます。強くなりたい!
と思った。
みんなが無事だという事だけでも、ありがたいことなんだぞ。

揺れが続く暗闇の中、アルファと抱き合いながら、

アルちゃんの事は何があってもママが絶対に守ってあげるからね!
大丈夫、大丈夫だよ!

と、ずっと自分に言い聞かせていた私。。。(爆)
当のアルファは、暗闇でも余震が続いていても、私の袖をくわえて
引っ張って遊んでいました。
そんなアルファを見ていて、少し気持ちが明るくなれたっけ。



実は私は暗闇がダメなのです。寝る時も真っ暗なところでは眠れません。
そのことを充分わかっているパパさんは、停電&断水と聞いたとき、
どうしても帰らなければ!と思ったそうです。
同じ部署の方達はほとんど会社に泊まられたそうです。
千代田区から我家まで、かなりの距離です。途中、天井が崩落した
九段会館を通ったそうです。
ラッキーなことに、歩いている途中で電車が動き出したので、途中から
電車に乗れることができ、その日のうちに家に戻ってくることができました。

翌日から土曜、日曜でパパさんがお休みだったのでとても助かりました。
ただ、夕方になり暗くなると不安でたまりません。
今でも余震があると恐いです。。。。

みなさんからのコメントやメールに、どれだけ励まされたかしれません。
うれしくて涙がでそうになりました。なんていう割にはまだコメントの
お返しができていないのですが…(苦笑)
まだもう少し、私の精神状態が落ちつくまでお待ちいただけるとうれしいです。

本当にありがとうございました。m(_ _)m

亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された
皆様に、心からお見舞い申し上げます。
一刻も早く復旧され、皆様に笑顔が戻りますようお祈りいたします。

記録として書いておきたかったので、コメント欄は閉じさせていただきます。
地震直後、停電になって一番に思ったことは、

アルファのお肉、どうしよう!!

我家は生食なので、冷凍されているお肉が解凍されてしまったら、
もう生で食べれなくなってしまいます。

保冷剤をお肉の周りに敷き詰め、なんとか持ちこたえました。
自分達の食料のことは、頭の片隅にもありませんでした。(爆)

非常階段を3回も往復した私は、翌日おもいっきり筋肉痛に
なりました。(苦笑)